岩盤浴は細菌の棲みか?
岩盤浴を利用するにあたって最も心配なのが、衛生面でしょう。
ある週刊誌は「岩盤浴には細菌がウヨウヨよいる」などの報道を取り上げ、口コミで悪評がついてしまった施設もあります。
今や温泉などでは清潔かどうかの判断は二の次で、泉質や効能、施設の雰囲気などの方が重要視されているように思われます。
ではなぜ岩盤浴だけが衛生面でそれほど取り沙汰されるのでしょうか。
岩盤浴では遠赤外線やマイナスイオンの効果により、そのままでも十分殺菌効果があると思われがちです。
しかしやはりそうではありません。
湿気の多いところでは、カビや雑菌が繁殖しやすいのが一般的です。殺菌に効果のある熱も、岩盤浴では40〜50℃と低めで、全ての細菌を退治するには至らない温度です。
そうしたことから「岩盤浴は細菌のすみか」であるといった風評が流れるのはごく当たり前のことなのです。
しかし衛生管理にしっかりと取り組んでいる施設や、管理の方法を告知するなどで安心して利用できる施設は数多くあります。
現在の岩盤浴施設の増加に伴って、保健所が順次立ち入り検査を行っており、安心して利用できるよう巡回をしています。
これまで衛生面で問題があるとさせる施設は報告がなく、今後の調査でも人体に影響を及ぼすような病原菌や細菌の検出も見込まれないのではないか、という専門家の意見もあります。
ただいえるのは、利用者が安心して岩盤浴を楽しむにはその施設や経営者の衛生管理に対する姿勢が大事だということです。
それは施設の信用にもつながり、当然の責務だといえるのです。


