岩盤浴は介護者への負担も軽減する
さらに安全の面で注目すべきは、岩盤浴では転倒の危険性が少ないということです。
通常のお風呂は床面が水で濡れているのが当たり前ですが、岩盤浴は当然水がありません。
高齢者の介護で最も注意が必要なのは「転倒」だといわれています。
床で滑って転んだり、お風呂に浸かったあと、のぼせて足を滑らす危険性もあります。
入浴中心臓発作が起こった場合、その原因はその人の身体的要因が考えられますが、転倒となると介護者の責任が問われてしまいます。
入浴の際介護を必要とする高齢者には、最低2名の介護員がつきますが、岩盤浴の場合「浴室内の移動」に関する注意はほとんど必要ありません。
そういった意味でも、介護者にとっても負担が軽減される入浴法なのです。
また一つだけ注意が必要なのは、岩盤浴場内の「つくり」です。
大広間タイプの場合はそれぞれのベッドに仕切りがありますし、リラックスさせるために照明を暗く落としているところがほとんどです。
そういった場所で高齢者が利用するのは危険を伴いますので、同伴者には注意が必要です。
今はまだ少ないですが、高齢者と介護者のどちらにも優しいく利用しやすい岩盤浴施設が、近い将来現れるのは間違いないでしょう。


